「平和聖日」(8月第1日曜日)って、どんな日?

寺田 進(尾道久保教会牧師)

 日本キリスト教団では、8月第1日曜日を「平和聖日」と呼んでいます。
 この日は、人類の悲願である「世界平和と核廃絶のために」祈りを込めて礼拝を捧げ、様々な取り組みを行う日です。特に、西中国教区(広島県・島根県・山口県地域)では「在韓被爆者渡日治療」広島委員会と「旧日本軍性奴隷(元・従軍慰安婦)」の方々を覚えて献金をお送りしています。それがせめてもの謝罪―和解と平和への道と考えるからです。1962年、広島で被爆した教会信徒、牧師のアピールにより制定されました。

 さて、聖書が語る「平和」とは、一時的に戦争がない状態や、一部の人々の無事平穏を言うのではなく、「あらゆる関係の全的調和」と言えます。今日のわたし達はどうでしょうか。戦争、テロだけではなく、貧困、人種・民族問題、社会的弱者の抑圧・搾取、環境問題、教育問題など、内外を問わず、政治・経済・文化・宗教を絡めて互いに対立をあおりながら、まさに地球規模で、「平和」は破れている、としか言いようがありません。今こそわたし達は自分達が作っている壁を取り払いたいものです。「平和」を実現することはわたし達人類全体の課題ではないでしょうか。


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