4月のメッセージ「神様にゆだねよう」

北村 健一(福山延広教会牧師)

テサロニケの信徒への第一の手紙4章13節〜14節

兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。

 まもなくわたしたちはイースター(復活祭)を迎えます。イエス様の十字架上の死と、キリストとしての復活とにより、人が最も恐れている死そのものにイエス様は打ち勝たれたのです。そのことを正しく信仰を以って受けとめ、信じられるならば、人生と世界に関する私たちの考えは、大きく限りない希望で満たされることになるのです。聖書は、パウロは「イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます」と記すのです。これは何という希望に満ちた言葉ではありませんか。確かに、私たち人間にとって、死は恐ろしく、悲しいものです。それは人間の避けられないものです。しかし、聖書は、わたしたちの信ずる神様は、イエス様とご一緒にわたしたちを、死から導きだしてくださると、約束しておられるのです。
 私の長男は幼児洗礼を受けています。その時は、信仰告白ができる年になってから、と思っていました。ところが早天祈祷会でアブラハムが息子イサクを献げる所が読まれ、「私だったら我が子を献げられるかどうか」と話したら、「どうして君の口から洗礼という言葉が出ないのか。君が受けた洗礼の喜びを子どもにも伝えないのか」と言われびっくりしました。イサクのことと息子の幼児洗礼が同じの事とは思えなかったからです。でもその時、聖霊が働いて下さり、「神様が息子の命を今すぐ取ってしまったら…」と示され、幼児洗礼を受けていればきっと天国へ入れて下さるだろう、と思い洗礼の恵みを賜ったのです。
 この復活というものについての物質的な証明はありません。目に見えない存在の証明するための科学的な方法はないからです。しかしイエスさまの弟子たちが、イエス様が復活なさった、と命をかけて証言したことには確かな重みがあると思います。
 いままで述べてきましたことは、すべて信じなければ意味のない言葉にしか過ぎないものです。でも私たちは一体誰に従うのですか。何を信じるのですか。



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